- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120045318
感想・レビュー・書評
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平安時代の後宮のイメージが少し分かった気がする。男女の関係は奔放だな。場が狭いから、話の展開が難しいのが難点か。
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軽やかで読みやすい。平城京の後宮のお仕事と意地。清々しい青春記。
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聖武朝、3人の采女が中心の物語。文庫版の表紙はかわいらしいイラストになってるが、そのイメージでもじゅうぶんイケる。
石上朝臣志斐弖が登場すると聞いて読んだが、なぜか常陸出身の采女ということになっていた。左大臣石上麻呂からはじまる石上朝臣氏とはいったい…いや、小説だからストーリー展開に必要なら史実を曲げるのも仕方ないのはわかってるんだけどね…
藤原房前は好き -
宮廷青春小説
慣れない名前や部署名に苦戦しましたが
主人公たちの奮闘ぶりに好感 -
天平期は藤原四子政権の頃、後宮のあれやこれは、コバルト文庫的な切り口だけど、内容が濃いので興味深くとても面白い。
今も昔も変わらないのは男と女、怖いのは妬み嫉みか。 -
私の大好きな平安時代のお話。
登場人物には、実在の人物である藤原4兄弟も出てきたりする。
主人公は采女たちなのだが、当時の采女や氏女の暮らしぶりを知ることができた点はよかった。
けれども、人物の描きかたが、現代風っぽくてなじめなかった。
昔の人も今の人と変わらない気持ちを持っていたのだろうか?