凡人の怪談-不思議がひょんと現れて (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
2.66
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本棚登録 : 158
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050978

感想・レビュー・書評

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  • 新聞の書評から興味を持って手にした一冊。宮部みゆき氏の選評は外れがなく、今回も楽しんで読了。著者様の体験した怪談のエッセイ。でもゆるく、そこはかとなくユーモアにあふれています。まるきり見えない私でも、もしや…と思うような現象もあるけど、あえて進もうとは思わないので答えのひとつを見たような感じも。怪談と言いつつ、私の一番印象に残った怖い話は「血の付いたハンガー」。想像してぞっと。

  • 霊感はないのに、お化けが見えたり不思議な体験をする著者のちょっと笑える不思議な日常。「婦人公論」好評連載待望の書籍化。

  • こわい話も中にはあるけど、どちらかというと不思議な話だったので、カテゴリはこちら。

  • 凡庸なエッセイ。
    しかもいつも通りぼやっとしていて、
    この程度で本出せるのがちょっと信じられない。
    この前、母の誕生日に久々にお経をあげたら
    勝手に涙が出た。
    母が喜んでるのかな、と思った翌日
    片付けしてたら昔メモした
    ミャンマー語のありがとうが出てきて、
    わぁ、懐かしいと思ったら
    次の瞬間母の写真が棚から落ちてきた。
    つまり母からのありがとうかなと思った。
    というレベルの話で
    プロの話ではないよな〜。

    表紙の絵の方が怖かったが、
    最初まんしゅうきつこの絵かと思った…

  •  見えるものは見えるだけ人より世界を一つ多く持っている。
     それが学問であろうと、ゲームであろうと、スポーツであろうとそれら多くの中の一つでしかありえない。

     ただ、それが自分に対し自分の生活を脅かす存在であったとしたら果たしてどうなるのだろう。

     その違いが知りたい

  • ずいぶんとエッセイテイストだなと思ったら、著者は「婦人公論」の記事を寄せている方のようで、なるほどと。本格的な怪談かと思って読むとがっかりします。それにちょいちょい庶民アピールをするセレブ感だったり、主婦の愚痴だったり、なにも書かなくていいじゃんと思うエピソードも。

    知的障害者の兄?のことや、母親についてほとんど触れないところに一番の闇を感じる。

  • 相変わらず工藤美代子さんの書く怪談は面白くて本物の霊感があるひとの書いた怪談と、小説家の書いた怪談は全然違うと思う。工藤美代子さんのは本物。耳鳴りとかラップ音みたいなのが凄かった。しかし後半ゆるゆるになってしまったので、お身体大丈夫かしら?とかワタシが心配になってしまった。ファンレター、柄にもなく書こうかなぁとなんとなーく思う。大好きです。

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著者プロフィール

工藤美代子(くどう・みよこ)
昭和25(1950)年東京生まれ。ノンフィクション作家。旧チェコスロヴァキア・カレル大学を経て、同48年からカナダに移住し、バンクーバーのコロンビア・カレッジ卒業。『工藤写真館の昭和』で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。そのほか『国母の気品 貞明皇后の生涯』『香淳皇后と激動の昭和』『美智子皇后の真実』『美智子さま その勁き声』など著書多数。

「2021年 『女性皇族の結婚とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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