エルドアンのトルコ-米中覇権戦争の狭間、中東で何が起こっているのか (単行本)
- 中央公論新社 (2019年7月19日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120052194
作品紹介・あらすじ
2016年7月、トルコで不可解なクーデター未遂事件が起こった。政府は「首謀者」を名指ししたが、世界は不信を深めている。漂流を始めたトルコの行方とは。世界情勢を背景に広い視野で考察。
感想・レビュー・書評
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今のトルコを知るために。
本書を読んで、エルドアン大統領がどういう人物なのか、そして、トルコで何が起こっているのかをよく理解できた。
このまま突き進むのか崩壊するのか、民主主義の復活で栄えるのか…いずれにしても試練の連続だなー。しかし、酷い大統領。誰もこの国に投資しなくなるよ。
今の状況を理解しておくと、以下のようなニュースを見ても捉え方が多面的になる。
トルコ「批判するなら難民360万人送る」 EUに警告:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/sp/articles/ASMBC0VKWMBBUHBI04R.html
で、勉強になるのは良いのだけど、トルコ以外の内容が半分近くを占めていて、(特にトルコ目的なら)読んでいてしんどい。もちろん、近隣国やEU、米国、ロシア、中国などの情報も必要なんだろうけど冗長ですね。全体的に、述べたいことをそのまま書き連ねていて、ややまとまりに欠ける印象。 -
2016年7月に起きたクーデター未遂事件以降、大国トルコは危うい変化の途上にある。激化する米中対立の中、世界情勢の行方とは。
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