眠る邪馬台国-夢見る探偵 高宮アスカ (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 63
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120056437

作品紹介・あらすじ

若き天才夢学者が、新聞記者の叔父と共に「歴史探偵」となり、日本史最大の謎に挑む! 古代史マニアである吉川英治文学新人賞候補作家本人が、「確信してから死にたい」という所在地論争に、ついに終止符が打たれたのか? 「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテインメントベスト10」第3位と注目の新鋭による、渾身の歴史ミステリー書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 古代史が好きな人なら楽しめるかも。
    登場人物もみんないい人。場所も高級ホテルのバーとか。

     里見さんが語る不妊治療の話しが1番、印象に残ってる。

     エジソンチェアの話しとか、明晰夢の話しとかも出てくるので、どちらかと言えば
    そっちのほうが興味深く思えた。

     多分、私はそんなに卑弥呼や大和朝廷に興味がないからだろう。
    手塚治氏の「火の鳥」はすきだけど。




  • 邪馬台国論争、夢判断のどちらも関心があり興味深かった。 ホテルのバーでまた銀座の寿司屋で食べたり、羨ましいの一言でした。

  • 夢診断と邪馬台国の九州説と畿内説について

  • 邪馬台国がどこにあったのか昔は正確さより美しい文を好んだとの事であいまいであるために邪馬台国が論争となった。難しい話の合間に夢の分析、何故亡くなった妻が何も言わずに現れるのか、脳が連想しているからとのこと。そんな蘊蓄もあり楽しく読めた。軽めの本といえる。

  • 天才夢学者が、新聞社古代史担当の叔父と共に「歴史探偵」となり、日本史最大の謎に挑む! 所在地論争に終止符は打たれるのか?

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著者プロフィール

平岡陽明
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年『松田さんの181日』(文藝春秋)で第93回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。19年刊行の『ロス男』で第41回吉川英治文学新人賞候補。22年刊行の『素数とバレーボール』は、「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテインメントベスト10」第3位。他の著書に『ライオンズ。1958。』『イシマル書房編集部』『道をたずねる』『ぼくもだよ。神楽坂の奇跡の木曜日』がある。

「2023年 『眠る邪馬台国 夢見る探偵 高宮アスカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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