評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家 (単行本)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120057243

作品紹介・あらすじ

やっぱり海は友だちだ──。誰よりも海を愛し、海に愛された画家、クリスチャン・リース・ラッセン。90年代、日本で巻き起こった絵画ブームを牽引したラッセンの作品は、当時の日本人にとって「アート」の代名詞として、ピカソやゴッホと並ぶほどに大きな知名度を獲得した。日本デビューから30年強、その受容のかたちを変えながら、一貫して日本に愛されてきたラッセンはその知名度に反して、彼の本質は意外なほどに知られていない。「サーファー画家」というイメージの形成、イルカとクジラという題材、絵画とアクアリウムという方法、日本における受容のされ方……。彼の人生の歩みを辿りながら、作家としての本質、そしてラッセンを愛した日本とは何だったのかを解き明かす決定的評伝。

感想・レビュー・書評

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  • 90年代以降、一貫して日本に愛されてきた画家、クリスチャン・リース・ラッセン。その絵に秘められたものの正体を探る決定的評伝。

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著者プロフィール

アーティスト。1989年生まれ。とるにたらないにもかかわらず、社会のなかで広く認知されている視覚文化をモチーフに作品を制作している。2019年以降は断続的にハワイに滞在。
主な個展に「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023年)、「Unreal Ecology」(京都芸術センター、2022年)、「Waiting for」(金沢21世紀美術館、2021年)。単著に『評伝クリスチャン・ラッセン』(中央公論新社、2023年)、『とるにたらない美術』(ケンエレブックス、2023年)。Terrada Art Award 2023でファイナリストに選出。
https://www.haradayuki.com/

「2024年 『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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