- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120057663
感想・レビュー・書評
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2ページのエッセイを、複数人が複数のテーマで綴る形式。
2ページとはいえ、作者の個性が出ていて、個人的な好き嫌いがはっきりしていたのは予想外だった。
青山七恵さんの文章のお上手さに驚き、小川糸さんの料理描写にじゅる…となった。
わかるわー、とそうかぁ…?が同居して読んでて面白い一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な作家が自分なりのマナーについて執筆する。1つのテーマにつき2ページとかなり短く纏められている。
中でも好きだったのは「登場人物の名前のマナー」と「電話帳のマナー」(ともに白岩玄さん著)。
登場人物の名前については幸い、今まで自分が嫌な奴と同じ名前だった経験はないが、親しい人の名前が使われていたことはある。
どうにもその名前が出てくるとその人の顔が出てきてしまうのはしょうがないことだ。
白岩さんは悪役等の嫌な奴と名前が被ってしまったら申し訳ないなと思いつつ、最後は被りませんようにと神頼みだった。それくらいでちょうどいい。むしろ、被ってしまったらラッキーくらいに考えておこう。
電話帳はこれまた可愛い話で、その人の印象を絵文字にして電話帳に登録するといったもの。
誰が誰だか分からなくならないのかしら。凄い。
私も電話帳に登録している人はそう多くないので出来そうな気がする。
今はメッセージアプリでのやり取りが大半のため、電話帳はほぼ使わない。たまに電話帳を見るとこの人どうしてるんだろうと懐かしい気持ちになる。
メッセージアプリで名前を直接関係のないもの(キャラクター名等)にしている人は、自分のイメージを作り上げておきたいのだろうか。文句はないのだが、たまに誰だか分からなくなるときがあるので、そのときは許してほしい。 -
#ゆれるマナー
#青山七恵、他
24/3/18出版
https://amzn.to/3vgTLjZ
●なぜ気になったか
ある時期までは「マナーなってないなぁ」と他人に思うことそこそこ多くあったが、最近は「そもそも自分のマナーが絶対的に正しいのか」と考えがゆれること多いので読みたい
●読了感想
この企画、各エッセイタイトルが「〇〇マナー」なのだが、マナーに言及されていない読後感モヤモヤエッセイも結構多く僕には合わなかった。普通のエッセイとしてなら楽しめたのにと残念に感じた
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き -
このシリーズ好き
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マナーに関する見開き1ページに収まる短編集。銭湯でのマナー、機内食のマナーなどなんか分かる〜というものから、へ〜そう感じる人もいるのか〜、と思うものまで。気軽に読めます。
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機内食選びにも道ばたでの転倒にも作法があった!? 浮き世を生き抜く賢者九名が惑い、うろたえ、発見する、マナーのエッセイ百篇。