錬金術: 仙術と科学の間 (中公新書 9)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121000095

感想・レビュー・書評

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  • テーマが「金」だったので、OPACで「金」で検索して、新書を何冊か借りて読んだ中で、一番面白かったので、選びました。

  • 東洋の錬金術についての部分が特に面白かったです。

  • 日本、中国、西欧での錬金術の存在のあり方の違いが各国の思想の違いを反映している

  • ごく初期の中公新書の本ですが
    文章、図ともに古臭さはありませんでした。
    (前に読んだ別の同社の新書には古臭いのはありました)

    つくづく感じるのは
    人の欲の深さは限りないということ。
    特に金というものはとりわけでしょう。
    それはコロンブスが日本を探したところからも
    容易にうかがえるものでして…

    そしてあとがきには別の視点の
    錬金術(金以外)があります。
    ある人物の警鐘の言葉があります。

    それが現実になってしまった今…
    錬金術の苦悩もすごいものがありましたが
    この結びの文も胸に深く突き刺さりました。

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著者プロフィール

1921-91年。京都大学理学部卒業。京都大学人文科学研究所教授、所長を歴任。京都大学名誉教授。専門は、科学技術史。著書に、『日本の職人』、『日本科学史』、『日本技術史研究』、『錬金術――仙術と科学の間』、『万国博覧会の研究』、『機械』、『きれ』など多数ある。

「2021年 『江戸の科学者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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