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- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121000958
感想・レビュー・書評
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奥付1966年初版、1991年36版を重ねたロングセラー。法医学者・上野正彦氏の著書を読んで、法医学に興味を抱いたころに初読み。東京都監察医務院でも上野氏の先輩にも当たる著者の書きぶりは、法医学教室での講義のように、目の前の死因不明の遺体を、いかに医学的に説明できるかに論点が置かれているように感じた。札幌医科大学教授になってからの、北海道での検死の事例紹介が興味深い。
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その名の通り、法医学(裁判に必要な資料作成としての医学)について書かれた概論書。
内容としては死因の特定、損傷と凶器、自殺と他殺、受傷の時期、死後の経過、死体の個人識別、民事裁判における法医学など、本当に概論的にざっとまとめてある。
サスペンス系のトリックの参考になるかと。
中公新書刊。
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