海のシルクロード史: 四千年の東西交易 (中公新書 915)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121009159

作品紹介・あらすじ

中国南部から、東南アジア、インド、西アジア沿岸を経て地中海に到る南海航路は、インダス文明の頃より連綿と継続してきた貿易路であり、決して、陸路の補助的な存在ではなかった。南海産の香料や大量の陶磁の輸送は、船舶によってこそ可能であり、またオアシス路も、海を渡って初めてアテネやローマと結ばれたのである。本書は、20年に及ぶ現地調査をもとに、東西交流の接点を海上交易の視点から見直そうとするものである。

著者プロフィール

1928年、東京生まれ。東洋史学者(文学博士)。早稲田大学大学院修了。シルクロード史を専門とし、早稲田大学文学部教授、同名誉教授をつとめた。『シルクロード遍歴』(角川選書)、『シルクロード文化史』(白水社)、『シルクロード波瀾万丈』(新潮社)など多数の著作がある。2019年、没。

「2020年 『東方見聞録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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