フルセット型産業構造を超えて: 東アジア新時代のなかの日本産業 (中公新書 1158)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121011589

作品紹介・あらすじ

すべての産業、技術を保持し、開発から量産に至る全過程に展開する「フルセット型産業構造」は、日本の成長の原動力であった。しかし今、鋳造、機械製作など基盤的技術の崩壊によってこの構造は解体に向かっている。日本産業再活性化の道をどこに求めるか。現在までの発展を支えた中小企業の分析を基に、技術の集積構造の現状と未来を探り、東京圏と地方圏、近隣諸国とくに中国との機能の持ち合いによるアジア・ネットワークを提唱する。

著者プロフィール

1948年富山県生まれ。成城大学大学院博士課程修了。東京都商工指導所、東京情報大学助教授、専修大学助教授、一橋大学教授を経て、2000年から一橋大学大学院教授。。主な著書に『現場発 ニッポン空洞化を超えて』『北東アジアの産業連携』『現場主義の知的生産法』などがある。1997年にサントリー学芸賞、1998年に大平正芳記念賞特別賞などを受賞。

「2009年 『キラリ!輝く元気企業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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