美の構成学: バウハウスからフラクタルまで (中公新書 1296)
- 中央公論新社 (1996年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121012968
感想・レビュー・書評
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構成学入門書。
専門知識を持たない一般の人に対し、構成学の理解と実用を勧める書。
そのため内容は広く浅くでまさしく新書向けの内容である。
特に後半部については著者の主観的な意見と現状に対する批判が入り混じるため、教科書的内容が続く前半部からの流れとしては、疑問が残る内容だった。
*評価は「一般の人向け入門書」としてのもの詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある程度専門的な内容についても書かれているが、
特に美術系の大学を出ていなくても気軽に読めるような内容。
基本的な“構成学”についての知識を得られ、
身近な内容で説明してあるので、実生活に取り入れやすい。
最後に関連ある書籍も紹介してくれているので、
その中からいくつか読んでみたいと思う☆ -
バウハウスがなんなのかも知らずに読みましたが、勉強になりました。
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バウハウスへの著者の思いが冗長に語られてしまっているのが難点かもしれませんが、「構成の調和」を学ぶに当たり入って行くには良い本だと思います。学生諸君にも勧めたりします。
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難しい印象で読み始めたが、知識がないためにやっぱり難しい。
歴史や人物については理解しにくかったが、色彩感覚や構成の仕方などのセンスは良くなるように感じた。 -
バウハウス歴史的価値やそれかの構成学の発展などがよくわかる。日常にも生かせる構成学についても記載されている。
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美の構成学―バウハウスからフラクタルまで (中公新書)
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これはイイ。
買います。 -
テーマは興味深く、断片的に面白い内容も多々あるが、全体を通じて冗長だったり脈絡に欠けたりしているのが難点。構成学というものを浅く広く紹介しているが、もう少し各論での深さが欲しい。一方で、著者のバウハウスに向ける想いがくどいほど伝わってくる。
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読み直してもよい本