[ 内容 ]
多くの日本人には韓国人が今なお日本を怨嗟の目で見つめているかのような思いがある。
しかし解放後の韓国においては、隣国に対する愛よりは憎悪の表出の方が容易であったのは事実であるが、このことはもう一つの感情や態度の存在を否定するものではない。
本書は韓国人の日本に対する否定的な眺めや肯定的な眺めが韓国人の心の中にどのように共存し、どのように変化しているのかを多様な引用とともに明らかにしようとするものである。
[ 目次 ]
序章 日本とは何か
第1章 世論調査の結果
第2章 世代の裂け目
第3章 眺め合いの軌跡
第4章 蔑視と懐疑
第5章 もう一つの眺め
第6章 敬意と賞賛
終章 反日主義のゆくえ
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