作品紹介・あらすじ
石と水、そして木。日本庭園はこれらを美しく組み合わせ、その地の自然と歴史と文化を一体として表現した。方寸のなかに宇宙を展望しようとしたのである。その構成はどのようなものか、魅力はどこから生じるのか。神仏の庭、貴族の庭、大名庭園、庶民の庭を訪ねて考察する。また、植栽、石組、水工などの作庭技術を詳細に解説する。名庭名園三十六景の見方、味わい方も具体的に紹介する、本格的日本庭園入門書。
感想・レビュー・書評
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勉強にある本。以前杭州の西湖に行ったことがあるが、この本を読んでから行ったら見方が全く違ったと少し後悔。日本庭園の石組みの意味、禅との繋がり、時代ごとの庭園の考えの違い、本当に勉強になる。ここに掲載されている日本の36庭園は是非とも行ってみたい。
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初めて庭園の本を読んだが、それぞれに意味があるんだと分かりました。
名園選は非常に良かった。どういうポイントに着目すべきか分かりやすかった。
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S629.21-チユ-1810 000400135
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配置場所:摂枚新書
請求記号:629.21||S
資料ID:95050440
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[ 内容 ]
石と水、そして木。
日本庭園はこれらを美しく組み合わせ、その地の自然と歴史と文化を一体として表現した。
方寸のなかに宇宙を展望しようとしたのである。
その構成はどのようなものか、魅力はどこから生じるのか。
神仏の庭、貴族の庭、大名庭園、庶民の庭を訪ねて考察する。
また、植栽、石組、水工などの作庭技術を詳細に解説する。
名庭名園三十六景の見方、味わい方も具体的に紹介する、本格的日本庭園入門書。
[ 目次 ]
プロローグ ホモ・ガーデエンシス(生き物とのふれあい「アメニティ・デザイン」;生きられる空間「ふるさとは守護霊」 ほか)
第1章 神仏の庭と人間のにわ(日本式庭園の時代と形式;飛鳥・奈良時代の庭園 ほか)
第2章 日本庭園の技術とこころ(日本式庭園の特色;植栽術―真副対・不等辺三角形 ほか)
第3章 日本の名園三十六景(毛越寺庭園(岩手県)
白水阿弥陀堂(福島県) ほか)
エピローグ ガーデニングからファーミングへ(ガーデンからランドスケープへ;これからは「ガーデニングからファーミングへ」)
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著者プロフィール
福井県立大学長、東京農業大学名誉教授・元学長、ランドスケープ・アーキテクト(造園家)
「2023年 『明治神宮100年の森で未来を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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