江戸城―本丸御殿と幕府政治 (中公新書)

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著者 : 深井雅海
  • 中央公論新社 (2008年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019455

江戸城―本丸御殿と幕府政治 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • カテゴリ:教員著作物
    史学科:深井雅海教授の著作物

  • 本丸御殿の中でどのように日常が送られていたかについて。

    (当然だが)写真がなく、平面の地図のみなので、イマイチ状況が掴みにくいものの、毎日どのような動きがあったかが具体的にわかるのが興味深い。

    もちろん、時代劇で描かれるようなものが正しいとは思っていないけど、やっぱり真実は統治のための儀礼であったのかというのが感想。
    当時の民俗を知る上では、良い資料。

  • どんな本なのだろうと思っていたが、内容は江戸時代の政治史。それは江戸城の内部で発揮されていたよ、という。江戸幕府は、しきたりが重視されつつ合理的な統治がなされていたのかな、と思った。
    将軍は世襲であるが、その周りの側近は将軍の任用や「従三位」のような官位によって決められたり、石高によって決められたりした。時代によって老中の合議制になったり(家康~家光期、あるいは江戸時代後期)、一部の老中が辣腕を振るったり(天保の改革や寛政の改革)、将軍の独断で決まったり(元禄・綱吉の時代、享保の改革)、あるいは将軍が個人的に重んじた側用人(新井白石の時代)が活躍した時代、などなど、江戸時代といっても、長いので色々だ。
    また江戸時代の統治の制度の仕組みも解説されており、なかなか量著であると思われる。ただ内容によって時代が行ったり来たりするので、少し混乱もする。

  • [ 内容 ]
    松之廊下にはどのような役割があったのか?
    老中の登城から退出までを追ってみると?
    「奥」の側用人が「表」の老中より権力をふるえたしくみとは?
    大名統制において殿中儀礼が持った意味とは?
    大奥女中にはどのような仕事があったのか?
    江戸城における政務は、本丸御殿の構造と密接に関係している。
    部屋の配置とその役割を詳しく紹介し、「表」「裏」「大奥」それぞれで展開した幕府政治のしくみを読み解く。

    [ 目次 ]
    序 江戸城の構成と本丸御殿への登城
    1 儀式・政治空間「表」(将軍との関係を表徴する殿中儀礼 表の構造にみる政治の仕組み)
    2 将軍の執務・生活空間「奥」(奥の構造にみる将軍の生活 「奥政治」の展開)
    3 女性たちの生活空間「大奥」(大奥の構造と将軍の寝室・御台所の生活空間 大奥女中の生活と広敷役人) むすびにかえて-将軍の外出・外泊にみる江戸城御殿の構造

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    [ 参考となる書評 ]

  • 専門用語がわからない部分は飛ばし読みしましたが、なかなか面白かったです。

  • お勉強になります!御殿と政治

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江戸城―本丸御殿と幕府政治 (中公新書)の作品紹介

松之廊下にはどのような役割があったのか?老中の登城から退出までを追ってみると?「奥」の側用人が「表」の老中より権力をふるえたしくみとは?大名統制において殿中儀礼が持った意味とは?大奥女中にはどのような仕事があったのか?江戸城における政務は、本丸御殿の構造と密接に関係している。部屋の配置とその役割を詳しく紹介し、「表」「裏」「大奥」それぞれで展開した幕府政治のしくみを読み解く。

江戸城―本丸御殿と幕府政治 (中公新書)はこんな本です

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