- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121020635
作品紹介・あらすじ
明治五年、湯島の展覧場にオオサンショウウオなどが展示されて以来、140年の歴史を持つ上野動物園。明治期には、ニホンオオカミやトキが飼われ、徳川慶喜がナポレオン三世からもらったウマも暮らしていた。戦中には猛獣殺害という悲劇もあったが、いまでは飼育種数では世界有数の動物園に育ち、教育・環境保全などでも重要な役割を担っている。園長自身が激動の歴史を、代表的な動物たちのエピソードとともに案内する。
感想・レビュー・書評
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なんか日本近現代史総集編という感じ。ちょうど東日本大震災の前まで。なんかすごい
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3月20日 上野動物園開園記念日
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<閲覧スタッフより>
明治5年から現在まで140年以上の歴史をもつ上野動物園。自称「動物コレクター」である元園長が、140年の歴史を支えた多くの動物たちを紹介。戦時中、人間の都合により処分された猛獣をはじめ、敵国動物とみなされ処分されたアメリカバイソンを含む草食動物たちの存在は、今後動物園が存在する上で決して忘れてはいけない歴史ではないでしょうか。
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所在記号:新書||480.7||コミ
資料番号:20096932
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太宰治の御伽草子、かちかち山に出てくる井の頭の動物園がどのようなものだったのか分かる。
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子供の頃から何度も足を運んだ上野動物園だが、上野という繁華な街にこれだけの動物展示・飼育施設があること自体が奇跡のようなもの。上野動物園は日本の、ひいては日本人の近代史と並走している。
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2010年10月4日購入。読書期間2010年10月4日~
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上野動物園の歴史について、読みやすくまとまっていて、お勧めです。