京都の神社と祭り - 千年都市における歴史と空間 (中公新書 2345)
- 中央公論新社 (2015年10月22日発売)
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感想 : 10件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121023452
感想・レビュー・書評
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京都の伝統面の知識を深められる
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時間が無くて、神社の部分だけ読んで、祭りの話題はスルー。今度ちゃんと読もう。
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<目次>
はじめに
第1章 京都を代表する神社・祭と都市の歴史
第2章 平安京以前の古い信仰と神社~下鴨・上賀 茂・松尾・稲荷
第3章 都市・平安京に生まれた新しい信仰と神社
第4章 平安後期以降に生じた守り神への信仰
第5章 平安京以前から続く祭~葵祭と御蔭祭・御阿 礼神事
第6章 平安京の都市構造と結びついた祭~松尾祭と 稲荷祭
第7章 平安後期から鎌倉期の祭~祇園祭の神輿渡御 と今宮祭を中心に
第8章 南北朝から室町期の祭~祇園祭の山鉾巡行を 中心に
第9章 戦国期から安土桃山期の祭~剣鉾を生んだ御 霊祭を中心に
終章 近世から近代、そして現代へ
<内容>
京都の上賀茂神社、下鴨神社、松尾大社、伏見稲荷、八坂神社(祇園社)、北野天満宮、上御霊神社、下御霊神社、今宮神社の9社を中心に、京都の祭を分析したもの。京都=平安京の歴史とリンクしながら、現代まで各神社と祭が連綿と続いてきたことを実感できる本である。きちんと書かれた本だが、意外と読みやすい。