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- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121024138
感想・レビュー・書評
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何度挫折しても、再び立ち上がり、不屈の闘志で、イタリア統一の立役者の評伝。
実際は自己演出もあったのだろうが、これほど国民に愛された革命家は、いないだろう。一言で言うならイタリアの西郷隆盛。
強国に陸続きで囲まれ、植民地となっていたイタリアが統一し、独立を果たす流れがわかりやすく著述されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガリバルディの名はクオレの中で知った。イタリア史など知らなかったが、祖国の為に外国と戦った英雄として民衆に愛されていたのは理解できた。今回当書籍を経て、イタリア史の一端が垣間見れた事、ガリバルディというキャラクタの存在感が理解できた。同時にクオレのある種政治的側面も。
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イタリアの英雄、ガリバルディ(1807~82)。亡命先ウルグアイの独立運動で戦功をあげ、名声はヨーロッパにまで轟いた。帰国後、千人隊を組織してフランス軍を破り、シチリア・南イタリアを解放した、イタリア統一の立役者である。その活躍は神話化され、明治日本でも西郷隆盛になぞらえられ、中国・韓国では、独立運動の理想像とされるなど、世界中を熱狂させた。イタリア建国に生涯をかけた男の実像に迫る。
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