北海道を味わう-四季折々の「食の王国」 (中公新書, 2690)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121026903

作品紹介・あらすじ

美味は北海道にあり! 無類の食いしん坊を自認し、道内に拠点を持つ発酵学の第一人者が、縦横無尽に綴るうまいもの尽くしエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/08/20

  • 【請求記号:596 コ】

  • 北海道の四季に合わせて、味わうべき海の幸陸の幸の数々を、調理法と共に紹介する。
    垂涎の食事風景と共に。
    最終章「おらが道民の味自慢」では、ジンギスカン、小麦王国のうどんとパン、チーズ、ワイン、豚丼、ラーメン、炉端焼きを解説する。
    旅の前には、再読必須。

  • 北海道は食の宝庫。
    魚介に農産物に畜産と。
    しかし、道民でもここで取り上げられているものすべてを食したことはなかなかないのでは?
    地域によっても食べれるもの食べれないものありますから。
    それにしてもいいものたくさん食べてますね著者は。

  • ふむ

  • とにかく読んでるとお腹が空いて困る。ほんとに困る。そんな本でした。北海道ってすごい。できるだけ多く体験、というか、味わいたい。料理ができたら最高なんですけどねー。

  • 北海道の食、特にサケ料理に興味が出たため読んだ。

    私は北海道の漁師町出身のため、あら汁を飲む機会が多かった。そのため、あら汁には思い入れがある。
    しかし、道外民からはあら汁を出すのは無礼だと思われることをこの本のお陰で知った。
    確かに、あらは捨てられる部位だ。
    だが、北海道内ではあら汁は客人をもてなすためにあら汁が出される。なんなら、私はあら汁を出されることを無礼だと思ったことがない。
    食文化において認識が異なることを知れて良かった。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000056492

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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