カラー版-クモの世界――糸をあやつる8本脚の狩人 (中公新書 2693)

著者 :
  • 中央公論新社
3.13
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121026934

作品紹介・あらすじ

日本には1700種類のクモがいる。もともとクモは地中に生活していたが、網を張って待ち伏せするクモに進化し、さらにあちこち歩き回って獲物を捕らえるクモが生まれた。花の蜜を吸うクモ、投げ縄を放つクモ、花嫁をぐるぐる巻きに縛ったり催眠術をかけたりして交尾に及ぶクモ、我が子に自分の体を与えるクモなど、特徴ある生き方をするクモも多い。その種類から生態観察、人との関わりまで、クモの全てを紹介。カラー370点。

感想・レビュー・書評

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  • 【請求記号:485 ア】

  • ふむ

  • 以前は虫は苦手だったのだが、最近はそうでもなく、クモに関してはその生態が気になるくらいで一度本を読んでみたいと思っていたところで見かけてよさそうなので読んでみた。まずカラー写真が満載なのが楽しい。新書だしサイズは小さいが。内容的には割と淡々と、クモの生態を全般的に説明している感じだが、著者のクモ好きも伝わってくるし、興味があるなら読んで十分楽しいかと。私は楽しかった。

  • 写真入りでわかりやすい。
    あまり馴染みのない「クモの種類」がわかる。

    ● 分類
    日本には1,700種類の蜘蛛がいる。
    もともとは地中に生活
    →網を張って待ち伏せする蜘蛛に進化
    →さらにあちこち歩き回って獲物を捕らえる蜘蛛が生まれた

    地中性
     ハラフシグモ科、ジグモ科など

    造網性 
     ユウレイグモ科、コガネグモ科、ウズグモ科など

    徘徊性
     ヤマシログモ科、コモリグモ科など


    ●特徴 全てのクモは糸を出す
    クモは一生涯を通じて糸を出すことが、他の動物とは異なっている。
    4

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000056995

  • 日本には1700種類のクモがいる。もともとクモは地中に生活していたが、網を張って待ち伏せするクモに進化し、さらにあちこち歩き回って獲物を捕らえるクモが生まれた。花の蜜を吸うクモ、投げ縄を放つクモ、花嫁をぐるぐる巻きに縛ったり催眠術をかけたりして交尾に及ぶクモ、我が子に自分の体を与えるクモなど、特徴ある生き方をするクモも多い。その種類から生態観察、人との関わりまで、クモの全てを紹介。カラー370点。

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著者プロフィール

浅間茂

1950年,新潟県加茂市生まれ.1972年,山形大学理学部卒業.千葉県立高校の生物教師を経て,現在は千葉生態系研究所所長,NPO法人自然観察大学副学長,千葉県生物学会副会長,千葉県文化財保護審議会委員.生き物と環境の関係をメインテーマに水環境,クモの生態,ボルネオの生物,生物と紫外線の関わりについて観察・研究している.主著『カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略』(中公新書,2019),『フィールドガイド ボルネオ野生動物』(講談社ブルーバックス,2005),『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ』(共著,全国農村教育協会,2001)ほか.

「2022年 『カラー版 クモの世界――糸をあやつる8本脚の狩人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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