教養としての建築入門-見方、作り方、活かし方 (中公新書 2764)
- 中央公論新社 (2023年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121027641
作品紹介・あらすじ
名建築の意匠に感動し、上質な旅館で心を癒す。格別な建築とそう
でない建築は何が違うのか? 建築の見方と作り方を知れば、生活
は快適になり、楽しみが増す。だが、学問・産業として発展してき
た建築の世界は複雑だ。本書は、歴史をたどり、「観賞」「設計」「社会」という三つのアプローチで、基礎から建築を堪能する入門書である。建築を志す学生、なりわいにする企業人、見て楽しみたい読者にとっても、よき導き手になる。
感想・レビュー・書評
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絵には2タイプある。線描を重視するフィレンツェ派と、色を重視するベネチア派。が面白い。義務教育を思い出すと、版画は前者、アボリジニアートなどのドット絵/油絵は後者かな?と思った。
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ただ建築を愛でることが好きな人にオススメの本
古代から現代社会まで移りゆくニーズ・流行りに合わせた建築の歴史と奥深さが面白い
ファッションや音楽、料理といった別視点から建築を見てみるのも良かった -
非常に読みやすい本でした。
各章、各節の冒頭と終わりにまとめのような文章があって、スムーズに読み進むことができました。
用、強、美、が建築の3原理ということです。
少し、建築をわかった気になりました。 -
自律と他律、スペクタクルと身体性、形と色、ホワイトとグレー、建築をめぐる議論が明快な図式で紹介されていく。たいへんにおもしろい。
建築入門書にはなかなかなかった新しい切り口で、これなら読めるしわかるという読者は多くいることだろう。
それでもなお、とりつく島がないと感じる読者もあるだろう。本書の切り開く地平に、もっともっといろんな建築入門があるべきだと思われた。 -
大学図書館の感想多すぎ!
確かに大学の一般教養のテキストの様な内容だし、実際のテキスト程堅苦しくもないので、二十歳前後の建築に興味を持った人で、建築業界で働きたい人、一生の趣味としたい人にとって格好の入門書になると思う。
くまざわ書店阿倍野店にて購入。 -
本当に何の知識もなくても楽しく読める。新書すごい。
『輝く都市』とか処分してしまったけど書い直してちゃんと読みたい。
読んだらちょっとお散歩が楽しくなりそうな本。都会なら尚更かな。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/791298