日本のシルクロード: 富岡製糸場と絹産業遺産群 (中公新書ラクレ 257)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502575

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  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA83268310

  • 通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
    請求記号: 632.133//Sa83

  • 2冊目。

    掲題の通り、日本の養蚕・生糸産業についての本です。
    地元群馬県の富岡製糸場について知りたくて読みました。

    パート的としては、
    ①群馬県の養蚕・生糸産業や富岡製糸場について
    ②①から派生して、日本全体の養蚕・生糸産業について
    の2つのパートから構成されています。

    ②に関しては、あまり興味がなかったので読みませんでした。

    ①については、文中でも指摘があったように、
    富岡製糸場に対しては、かなり懐疑的というか、
    富岡製糸場の持つ価値や歴史に世間(群馬県?)で騒がれているほど、そこまで関心ありませんでした。

    ですが、読んでみるとなかなかおもしろく、特に富岡製糸場については、その建物としての価値がかなり強いという印象を受けました。
    世界でも残存している数かなり少ない「木骨レンガ造り」という建築手法を取っているという点については全く知らず、これについてはかなり興味がわきました。

    一方で、内容的にはあまり批判的な意見・主張がなく、富岡製糸場礼賛的な雰囲気もあったので、関心は抱きつつ、また別の視点も必要だなとは思いました。

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著者プロフィール

1960年、愛知県生まれ。東京大学教養学部卒。NHKディレクター、高崎経済大学特命教授を経て現在、京都光華女子大学キャリア形成学部教授。NPO産業観光学習館専務理事。

世界遺産、産業遺産、近代建築、交通、観光、郵便制度などの取材・調査を続ける。「世界遺産検定」で世界遺産マイスターを取得。

著書に『旅する前の世界遺産』(文春新書)、『郵便局を訪ねて1万局』(光文社新書)、『日本のシルクロード』『観光地お宝遺産散歩』『高速道路ファン手帳』(以上中公新書ラクレ)など。祥伝社新書から『世界遺産の真実』『それでも、自転車に乗りますか?』を上梓。

「2019年 『観光公害 インバウンド4000万人時代の副作用』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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