育成力 (中公新書ラクレ 311)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503114

感想・レビュー・書評

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  • タイトルよりも、小出監督の人生訓的な内容でした。
    愛すべき人間性がにじみ出ていて、読んでいて温かい気持ちになりました。

  • 誉めて伸ばしたいとは思うんだけど、なかなかできないんだよねえ。それは俺の未熟さなのか。少しずつでも実践していきたいものだ。

  • ご存知、小出義雄さんが、高校教師やマラソンの監督として過ごした日々の中から

    マラソンだけに限らず、人を育成するための方法論を書き綴った本。

    小出監督の育成方法の特徴は「ほめること」「常に明るく振舞うこと」

    最近よく感じるのだが、ああしろ!こうしろ!という指導は

    単に自分に都合のいい様に考えているだけであって

    教えられる側のことを本気で考えているのではないということ。

    本当に教えようと思うのであれば、小出氏の指導のように

    自らが、心の中でやろうと思うこと、自信を持つようにすることなど

    一番大切なように感じるようになった。

    しかし、実際にその通りにできるようになるには訓練が必要であることも、感じている。

著者プロフィール

有森裕子、高橋尚子ら五輪メダリストを育てたマラソン指導の第一人者。1939年4月、千葉県生まれ。順天堂大学で箱根駅伝を3回走り、卒業後は教職に。86年、市立船橋高校で全国高校駅伝優勝。その後、実業団チームの監督を経て、2001年に佐倉アスリート倶楽部設立。

「2013年 『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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