読売新聞朝刊一面コラム - 編集手帳 - 第三十二集 (中公新書ラクレ 593)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505934

作品紹介・あらすじ

空前の低支持率でスタートしたアメリカのトランプ大統領は、国内外で軋轢の連続。日本周辺では、「親北朝鮮・反日」と伝えられる文在寅氏が韓国新大統領に就任、北朝鮮がミサイル実験を立て続けに行うなど不安材料は山積。一方国内の政局は波乱含みだが、稀勢の里の横綱昇進、一四歳の最年少棋士、藤井聡太四段の二九連勝が日本中を沸かせた。

感想・レビュー・書評

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  • 毎朝届けられる名文をじっくりと味わえる幸せ。トランプ政権誕生、築地市場の豊洲移転問題、稀瀬の里……二〇一七年上半期をふりかえる

  • 読売新聞 朝刊一面コラム 2017年1月1日~6月30日
    なんと教養のある人だろう。
    批判と皮肉と優しさをその教養で言葉にする。
    なかなかできることではない。

    下記、一番好きなコラム
    「浮世のマナー」
    鮎は瀬につく鳥は木にとまる 人は情けの下に住む
    泥棒派の警戒心には鬼なし派の思いやりを暖かい衣にして着せる。浮世のマナーである。

    と、問題となった、神奈川の生活保護受給者の自力支援を担当する職員を嗜めている。

    「□溶性」
    無駄だろう?意味ないだろう?馬鹿だろう?今さらだろう?でもやるんだよ!

    そう、やるんだよ!

  • やはり朝刊で毎日触れたい

  • 平成29年上半期の読売新聞「編集手帳」から。国内では稀勢の里の横綱昇進、藤井聡太四段の快進撃が話題になる一方で、国際情勢は米国トランプ政権の誕生、北朝鮮の核開発と両国の対立が紙面を騒がせた時期である。

    ホッとするような、時には鋭く切り込むような文体が心地よい。これからも時々読み返したい一冊。

  • 東2法経図・開架 B1/5A/593/K

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著者プロフィール

コラムニスト。1955年神奈川県生まれ。79年北海道大学卒業後読売新聞社入社。経済部等を経て、98年に論説委員。2001年より読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」を執筆。著書に『名文どろぼう』『名セリフどろぼう』『「編集手帳」の文章術』(いずれも文春新書)等がある。2015年度日本記者クラブ賞受賞。

「2018年 『竹内政明の「編集手帳」傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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