戦国武将に学ぶ究極のマネジメント (中公新書ラクレ 645)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121506450

作品紹介・あらすじ

日本中世史研究40年、学校経営15年と、研究・経営の両面に携わってきた著者。校長・理事長の任にあった豊島岡女子学園では、戦国武将の領国経営や生き方を拠り所に、学校運営にあたり、女子御三家(桜蔭・雙葉・女子学園)と肩を並べる難関大合格実績(最多の年で東大41名)を挙げている。戦国時代は、つねに戦争と死という極限状況にあったという点で、史上最も過酷な時代であった。武将たちは、その判断を誤れば自分だけでなく、家臣とその家族をも破滅に追い込む。それだけに、彼らの活躍や言葉の中に、現代人の困難や挫折を乗り越えるヒントがある。本書では、著者の専門の中世・戦国武家社会研究やNHK大河ドラマの監修、女子校経営での経験から、人材育成やマネジメントなど、現代の組織において実際に役立つ、戦国武将の知恵・発想・戦術、ひいては人間力を探ろうとするものである。目次第1章  時代を拓いた天下取り三人の頭脳第2章  将たる器第3章  戦国大名の人材登用と育成第4章  名将の人を動かす極意第5章  働き方の知恵

感想・レビュー・書評

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  • 恕なり

  • 心に残った言葉

    ▶︎人多し人の中にも人ぞなき、人となれ人人となせ人
    人は多いがその中にもこれぞと思う人はいない。しかしどうせこの世に生まれたからには、その、これぞと思われる人になれ。いや、そういう人になるように、人を教育せよ。という家康の歌。


    ▶︎努力家の常識人
    書物を読む目的は、物知りになるためではない。わが身の行いを正しくするためである。(徳川家康)

  • 東2法経図・6F開架:B1/5A/645/K

  • 戦国史研究の第一人者が女子校経営者に転進。難関大進学校への飛躍の指針となった、実践に役に立つ武将たちの戦術・発想・知恵とは!

  • 戦国武将の活躍や言葉の中に、現代人の困難や挫折を乗り越えるヒントがある! 日本中世史の研究者が、現代の組織において実際に役立つ、武将の知恵・発想・戦術を紹介する。

    第1章 時代を拓いた天下取り三人の頭脳
    第2章 将たる器
    第3章 戦国大名の人材登用と育成
    第4章 名将の人を動かす極意
    第5章 働き方の知恵

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著者プロフィール

二木謙一

一九四〇年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文学部長、豊島岡女子学園中学高等学校長・理事長を歴任。現在、國學院大學名誉教授。八五年『中世武家儀礼の研究』でサントリー学芸賞を受賞。NHK大河ドラマの風俗・時代考証は「花の乱」から「軍師官兵衛」まで一四作品を担当。主な著書に『徳川家康』『中世武家の作法』『武家儀礼格式の研究』『時代劇と風俗考証』『戦国武将に学ぶ究極のマネジメント』など。

「2021年 『関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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