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- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121601216
作品紹介・あらすじ
近代日本が産んだ最高の財政家の回顧。自由主義者の深い思索と広い知見が多くの示唆を与える。
感想・レビュー・書評
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図書館にて借りた本。
素晴らしい本。髙橋是清さすがだと感心。
「自重心を持つべし、自分の力で道を開くことが今の若者には大切。」
「日々8割の力で行なうべし、そうでないと大事な時に10割以上の力を出せないから。」
「人生の目的をお金を稼ぐことにするな、大事なのは、品性を高め、そして子孫の品性をも高めること。」
「三十にして立つ」
彼の言葉通り、まず精神を高めることに集中したい。
明治、大正、昭和と生きた髙橋是清だが、現代にも通ずる考えを持たれた方であった。
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座右の書。
全てが金言ですが特に「人生の妙味」は最重要。
「なぜ金を儲けるのか。」の項は誰しもが胸に刻んでおくべきです。 -
メモ #km_memo
・「多くの青年は、兎角筋肉労働を厭ふて、成るべく楽な骨の折れない仕事のみを選り好みし、気に入らない仕事でも与へらるると、それを等閑に附する傾向のあるのは嘆ずべきである。」
約90年も前の本ではあるが、内容は、今の政治・経済・世相に通じるものが多い。結局、人間のやっていることは繰り返しが多いということか。
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