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- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122001015
感想・レビュー・書評
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上下巻。
あとがきで訳者が絶讃していたけれど(あとがきで貶す訳者もいないものだが)、私にはよく分からない。私の興味が薄い分野について長く書いていたからと言う理由もある。実際、私の興味のある最後の章は楽しく読んだ。まあ、情報の取り扱いは平等なので、ここはやはり不朽の名作とでもいうべきか。一番の問題は、原著者註や訳者註が多すぎることだ。この二種類の脚注で、話の腰を何度も折る。おかげで話はぐだぐだな印象。あとがきの「流れるような」という印象は全くない。
とにかく疲れる。
後に「幻想の天国」を読んで、ブルクハルトをもう一度読み直してみようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示