明治メディア考: 対談 (中公文庫 M 217)

著者 : 加藤秀俊 前田愛

• 中央公論新社

感想・レビュー・書評

[yuichiさんの感想 · 2009年11月5日]

大学で文学を学ぶには、文学理論と時代背景を知っておかなければならない。その両方を兼ね備えていたのが前田愛だった。この本では、そのどちらも楽しむことができる。

著者プロフィール

加藤秀俊（かとう・ひでとし）　1930年東京生まれ。社会学博士。一橋大学（旧制）卒業。京都大学人文科学研究所助手、同教育学部助教授、学習院大学教授、放送大学教授、国立メディア開発センター所長、日本育英会会長などを歴任。現在、中部大学学術顧問、世界科学芸術アカデミー会員。 著書に、『加藤秀俊著作集』全12巻、『メディアの発生』『メディアの展開』（中央公論新社）など多数。

「2016年 『加藤秀俊社会学選集　下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」