江は流れず: 小説日清戦争 (上巻) (中公文庫 A 71-8)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122011434

感想・レビュー・書評

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  • 物語は冗長だが、日清戦争を扱った小説として貴重である。日清上巻で1882年の壬午の軍乱から、1888年まで、清と朝鮮、日本、欧米露の駆け引きがめまぐるしい。まだまだ、日清戦争開戦まで複雑なドラマがあるだろう。

著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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