エロス的人間 (中公文庫 M 176-4)

著者 :
  • 中央公論新社
3.56
  • (10)
  • (13)
  • (36)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 189
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122011571

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 12/20 読了。

  • ホモ・エロティクス辺りは難しいですね。
    「キリスト教的なアガペーはマゾヒストなんすか。。。そうすか」
    という感じです。

    けれど全体的には異世界に迷い込んだ時のように知識欲がぐわーっとそそられる本。拷問の動機分類とか、死刑反対論の部分とかとても面白い。

    澁澤先生の本は読みやすい装丁でたくさん文庫化されているので、手に取りやすいですね。

  • 好かん。
    著者曰く、「今読み返してみると、ジョルジュ・バタイユやノーマン・ブラウンを振りかざして、肩肘いからせた調子が何とも面映ゆくてやりきれないが、書いてしまったものは仕方がない。これも自分の精神の排泄物だと思ってあきらめよう。」

  • 恋人が買った本。
    エロスについての考察。難しくてほとんどわからなかったが、ほんの少しのわかった部分だけでも面白かった。

著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澁澤龍彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×