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- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122021365
感想・レビュー・書評
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哲学の道を歩いた経験を持つ人は多々いると思う。
私もその一人であるが、これはあの道に沿った川、
琵琶湖疏水の物語である。
この本を読むと、もう一度「哲学の道」や「南禅寺」に行きたくなり、
またインクラインの意味がよくわかる。
哲学の道を歩こうと思う人や歩いたことがある人におすすめしたい一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明治初期、東京遷都に伴い人口が減少し産業も衰退しつつある京都復興の鍵として、琵琶湖から京都へ水を引く琵琶湖疏水の大土木工事が計画された、そのお話。
住民反対や周辺自治体の反発、中央政府との折衝や予算確保、土木工事を進める上での自然との戦い、など多くの問題が噴出する。
将来の国・人々のために身を粉にして働く行政官・土木技師の生き様が心地よく、読んでいて気持ち熱くなる、素晴らしい作品。 -
田辺朔郎の熱い想いが伝わってくる作品。インクラインという言葉には全く馴染みがなく、何なのだろうと思っていた。是非一度訪れたい場所の1つになった。、
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学士の重み。
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