語りの海吉本隆明 1 (中公文庫 よ 15-3)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122022690

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  • 途中まで何を語っているのかよくわからなかったが、後半の『敗北の構造』で吉本の個人的な体験が少しだけ語られていて、そこからは少し理解できるようになった気がする。価値の相対化への拘り、「共同幻想」という考え方などは個人的なトラウマ的体験から昇華されて創られて来たのかな、と思わせる。
    これらの講演は闘う人を慰撫するために語られたのではないか。受け取った人たちはどう感じたのか、どんな体験として記憶に留めているのだろうか。

  •  講演録のコレクション。

著者プロフィール

1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。著書多数。2012年3月16日逝去。

「2023年 『吉本隆明全集33 1999-2001』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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