- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122028838
感想・レビュー・書評
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最近やたらと身の回りに出てくるキーワードが梅と天神だった。故に道真さんに興味関心を持つことは至極妥当なことで本書を手に取った。土師氏野見宿禰の子孫として改めて道真さんを読み取ると藤原との軋轢や和歌に長けた人物であると言うことや、天神へと姿を変えることは納得であり菅原さんの怨霊感は現実的に削ぎ落とされるのだが、彼が生きた時代の政治の堕落が今と酷似する点に驚きつつ読了した。人はきっと無意識の内にうちなる働きかけと閃きにより活かされているなぁ。改めてそれを実感したのである。
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九世紀末、宇多天皇は菅原道真を側近に抜擢、藤原北家の反撥は道真配流事件へと発展、続く醍醐天皇親政は成果を見せながらも<道真の怨霊>に怯える。
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菅原道真が抜擢されて、大宰府で亡くなるあたりまで。
優秀な人材を登用しようとしても、必ずそれを妨害する人間が出てくる、世の常。 -
2010年12月14日 読了70(63)
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4122028833 211p 1997・6・18
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菅原道真の活躍と、配流の悲劇。