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- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122029149
感想・レビュー・書評
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エッセイのようで少し小説のような、不思議な読後感の本。著者である野田秀樹氏が、2035年に80歳となって20世紀を懐古して孫に語っている、という体のテキストで、書かれたのは1993年頃。表されている20個の「20世紀」は、著者の子供の頃のものが多い感。そして何が凄いって、著者の書く「子供心」。幼き日の自分の心の動きを、大人の言葉で表していて、ものにはよるけどすごく腑に落ちる。そうか、あの時の自分の心はこうだったのか、それは大人目線ではこうだったのか、という発見が面白い。
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