マンガ日本の歴史 34 (中公文庫 S 12-34)

著者 : 石ノ森章太郎

• 中央公論新社 (1998年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[6276さんの感想 · 2015年4月28日]

紀州藩主時代から賢候ぶりが世評に高かった将軍吉宗。「米将軍」と呼ばれた吉宗は、米価の調整や新田の開発に力を入れ、幕府の懐を潤した。これらの米政策に加え、質素倹約などを進めた「享保の改革」は、幕藩制国家を再建充実させた。

[miyaさんの感想 · 2014年4月6日]

暴れん坊将軍登場。
将軍として、政治も経済も合理的でバランス感覚が優れていたらしい。もっとも、米価をコントロールして幕府の財政を豊かにするという戦略だけど、そのおかげで打ち壊しが出てきてしまう。

[二次元研究所さんの感想 · 2010年10月27日]

412203177x 　219ｐ　1998・6・18

[リカさんの感想 · 2010年5月12日]

元紀州藩主の将軍吉宗の改革。
米政策と質素倹約の「享保の改革」。

著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年（昭和一三）、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ００９』（講談社児童まんが賞）、『佐武と市捕物控』（小学館漫画賞）、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻（アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞）、『マンガ日本の古典１　古事記』など多数。一九九八年（平成一○）一月死去。

「2022年 『文庫　新装版　マンガ日本の歴史　全２７巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」