マンガ日本の歴史 43 (中公文庫 S 12-43)

著者 : 石ノ森章太郎

• 中央公論新社 (1998年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[6276さんの感想 · 2015年4月30日]

廃藩置県で中央集権官僚体制の基礎が固まると、岩倉具視を特命全権大使とした使節団が米欧に派遣された。岩倉使節団訪米後、政府はさまざまな封建的規制を廃止し、近代化を目指す新政策を矢継ぎ早に打ち出した。文明開化の到来だった。

[miyaさんの感想 · 2014年4月10日]

版籍奉還から西郷隆盛が中心に出てくるあたりまで。
廃藩置県して、政府の税収を確保しようとしても、なかなかうまくいかない。欧米に使節も送るけど、近代化の道、実に険し。

[二次元研究所さんの感想 · 2010年10月27日]

4122032962 　225ｐ　1998・11・18

[リカさんの感想 · 2010年5月12日]

岩倉具視の米欧使節団派遣と文明開化。
鎖国を解いた日本は、新しい世界を知ることになります。
岩倉具視の妙な髪型が気になって仕方ありません。

著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年（昭和一三）、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ００９』（講談社児童まんが賞）、『佐武と市捕物控』（小学館漫画賞）、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻（アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞）、『マンガ日本の古典１　古事記』など多数。一九九八年（平成一○）一月死去。

「2022年 『文庫　新装版　マンガ日本の歴史　全２７巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」