戦争論〈上〉 (中公文庫)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (607ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122039391

感想・レビュー・書評

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  • 戦争の科学的分析をもとにビジネスの「戦略」を導き出す本。

    型にはまった理論ではなく「現場での実践能力」が重要。
    「制御したい」「確実にしたい」と思わない。「不確実性」こそが戦略の源泉。
    戦争指導とは、手にしている軍事的手段を個々の「戦況」に応じて活用すること。
    戦略の「価値」を知りぬくことこそが、戦略の「真髄」。
    「決断」とは、ある特殊な状況における「勇気の働き」。

  • 難しいけども、3回読み直さないと理解出来ない…いや理解できてるかも分からんが、とにかく読みきることが目標。今言えることは、序文は秀逸だってことですね。

  • いわずと知れた名作。
    読む前に抱いていたイメージと違って「いかに戦争に勝つか」ではなく、「戦争とは何か」を論じている。
    行軍や退却、奇襲などについても触れられていて、18、19世紀のヨーロッパでの戦争がどのようなものだったかイメージが湧きやすい。
    加えて内容は著者の経験が基底となっていて説得力がある。
    ただちょっとわかりにくいことと、著者のなんとはないいい加減さが窺えたので星四つ。

  • 元検事でライブドア事件の主任弁護人の先生が検事を目指す者はぜひよみなさい、と勧められた本。結構難しかったし、まず著者が出してくる過去の戦争の歴史自体知らない戦争が多かった。。でも、緻密な戦争分析は指導者としてどうあるべきか考えるうえでいいきっかけになりました。今後もずっとよんでもっと理解したいと思います

  • 原著初版の翻訳。篠田英雄と清水多吉のどちらかを選べといわれたら、やっぱり清水だよなあ。

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