- Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122040809
作品紹介・あらすじ
戦塵いまださめやらぬ桃山の世に、絢爛と咲いた一輪の華-やがて天下一の踊り手と謳われることになる乙女は、雪深き出雲に生を受け、舞の才を花開かせてゆく。歌舞伎の創始者として芸能史に燦然と輝く阿国の妖艶な生涯を描いた渾身の大河巨篇。昭和四十四年度芸術選奨受賞作。
感想・レビュー・書評
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女の業、怖い。
才はあるが視野が狭く己の力量を生かせない女。これは男性作家がかくといやらしくなるだろう……というか、女性作家でもいやみになるかもしれない。 -
20111012読了
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基本的に阿国がとても魅力的な女性に描かれていて、引き込まれた。後半、意固地な阿国にいらいらはらはらしたけど…。庶民の前で一体となって踊るのが好きというのも好感が持てた。しかし、こんなに出雲と歌舞伎が近しいのに、今では遠くなっているのが、不思議であり残念。(京都に阿国の銅像があるらしい)もっと郷土の歴史を学びたい。
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面白かった!阿国の生き方に感動した。
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下にまとめ。
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堺さんのドラマがキッカケで読んだのですが、ドラマでは何とも思わなかった阿国に惚れましたわ