「超」整理法 2 (中公文庫 の 9-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122042308

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、マニュアル遵守的な仕事と、本書で「マゼラン的な仕事」と呼ばれる否定形的な仕事を区別し、知的活動の中心はマゼラン的な仕事だといいます。その上で、マゼラン的な仕事においては、つねに新しいものが現われたり、当初はそれほど重要ではないと思われた情報が、後になって重要だと判明したりといった特徴があるため、捨てることが難しいと主張します。

    こうした、知的活動に関わる書類などを捨てようとするとき、また必要になるのではないか、という不安につきまとわれることになります。「目の前からは消したい。しかし、万一必要になった場合には復活させたい」という相矛盾する要求を満たすための方法として、Windowsの「ごみ箱」のような「バッファー・ボックス」を用意するという方法が提唱されています。

  • そして、本を捨てる技術はないということを知るという……。
    いやまあ、いつか、そのうちには……。

  • 私は、ほとんどすべて捨てます。
    とっとくスペースがまったくありません。
    ト、2008.5.21

  • なかなかモノが捨てられない私。でも限りあるスペース。どうする?って読みましたが、それでもやっぱり私は捨てられないなぁ(苦笑)。

  • なかなか僕、捨てられないんですよ。いつか使うんじゃないか、と思ってしまって。捨てるべきもの、捨てないもの、を分けるテクニックが書いてあります。

  • 情報を捨てる方法を考える。「捨てよう」というのではなく、どう捨てるかの方法を考えているのが楽しい。やってみようと思う。ただ、バッファを用いる方法は下手をするとそこで腐っていく本や雑誌が出てきそう…

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2023年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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