日本軍閥暗闘史 改版 (中公文庫 R 17)

著者 :
  • 中央公論新社
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045637

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 東京裁判の検察側証人たる著者が、東京裁判途上において、日本陸軍の暗部(とりわけ、統制派軍人。中でも東条英機・武藤章。さらに転向右翼・新官僚)を暴露し、アジア・太平洋戦争の遠因を明らかにしようとするもの。解説者の言うように自身の黒い部分を隠蔽しているきらいがあるのは間違いない。が、直ちに本著が虚妄であるとまでは言えないだろう。本書の暴露事実は総じて興味深い。東条が武藤の操り人形であった点は…?。また、東条が南北二正面作戦を是として報道させていた点は、彼の戦術家としての資質すら疑わせるに十分。

  • 馬鹿な人が権力握っちゃだめですよね・・・
    宇垣一成みたいな人ばかりなら、違ったかな・・・

    青年将校たちが、年功序列をバカにして直接の上司の言うことを聞かず、礼儀を守らない風紀紊乱具合を見れば、いつの世も変わらないなと思います。

全2件中 1 - 2件を表示

田中隆吉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×