- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122048737
感想・レビュー・書評
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再読。
これも「完璧な女性」の話。
完璧な女性であり続け、良い生活を維持していくために、相当なストレスを抱えている。
著者のもう一つの共通項は、人生はゲーム、演じること。
確かに外に出れば外の顔になる。「演じる」とまでわりきって人生を楽しめればいいが。
2010.10.25
おもしろかった。
作者の描く「完璧な女性」は、どの作品においても、水面下では足をバタツカせていようと表面はあくまで美しく、自らの努力により仕事も地位も外見も獲得し、自らの意思と責任で人生を歩んでいる。
それが世間の道徳から外れていようと、社会情勢や他人のせいにしているだけで、何もしようとしない人たちよりはよっぽど共感できる。
良い暮らしを得たければ、まず自分が変わらなければ、はじまらない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何が演技で何が素なのか。生きていくために演じ、欺き、時として裏で他人をあざ笑う。殺人ミステリーとは違う、女という性の怖さがじわじわと。
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ラストがちょっとばかり物足りなかったけど
女と女の心の戦いが伝わってきました。
明野さんの別の本も読んでみたいと思いました。 -
ハラハラがもう少しほしい
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もらった
最初から最後まであまり気分のよい作品ではなかった。
怖いというより不快。。。
腐った女しかでてこない。なんの魅力もない。全く共感できない。
面白いよとこれをくれた友人♀にまで疑問が残る
ちなみに女ドロドロな作品が嫌いなわけじゃないです。桐野夏生とかは大好き。
ただこれはそれらとは違うもっと下衆な世界の話。
不快すぎて感想かかずにいられないほど!
うさんくさい仕事でキャリアぶってる薄っぺらい女が他人の性格をも歪め、自業自得で痛い目をみるけど反省しないって救いようのない痛いお話。あー気持ち悪い -
途中で展開は読めてしまったものの、
人間の女としての怖さは出ていたと思う。
2時間ドラマとかになりそう。(笑)
最終的には女の意地を賭けた静かなるバトルかな。
女は怖い。けど、悲しい。 -
すごく面白かったです。対照的な2人の女性の深い心理を読んでいると、自分も共感するところがあったりしてぞっとします。
女性の方に特におすすめです! -
読みすすめさせる力はかなり強い。
話の着地点はなんとなく見えていても。
汝の名は女、か。
なんつーか、気が滅入る話だったな。 -
面白かった。ありそうで、でも実際あったら怖い話。恋や仕事、人生に挫折経験ある人が読んだら共感ポイントあるかも?!
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女は怖い、と帯に書かれていますが。
実行するかどうかはともかく頭の中だけならこれくらいはやるでしょ、と思ったのは、やはり私が女だからか(^^;
ラストはちょっと驚きましたが、むしろこれで人生楽しくなるね!!と思ってしまったのは、これもやはり私が・・・?
読み終わった後、内容とタイトルにちょっと違和感を感じたのですが、ハムレットの台詞を踏んでいるんですね。ぴったりです♪