維新侠艶録 改版 (中公文庫 R 41)

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  • 中央公論新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122049468

感想・レビュー・書評

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  •  現代の感覚とは違うと分かっていても(この時代は民権運動や男女平等の思想も生まれたばかりのはずなのに)いつまでおサムライ的男女感なんだと、職業女性に熨斗をつける場面など、不快になることが多い本でした。資料としては又聞きの覚え書き程度の信憑性かと思います(この分野なら仕方ないですが) 。 西郷隆盛はチャーミングだと思いました。

  • 著者がなぞにつつまれまくっている1冊(笑)。この著者が実際に執筆当時、勤皇芸者といわれた中西君尾に聞き取った情報などがかかれており、内容は非常に興味深い。女から見た維新をかこう、ということですが、幕末維新期の有名人たちの女との関係が色々伺えて面白いです。表紙が「久坂を追う辰」の図であることや、その久坂にまつわる話が悶絶ものなだけに、久坂ファンにはオススメ。勿論長州以外の新選組や清河八郎にまつわる話もあり、楽しめるかと。

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