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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122050495
感想・レビュー・書評
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泰平の世のぐうたら武士によるぐうたら生活の記録。
仕事は不真面目、夫婦生活は破綻気味。しこたま飲んでひどい目に遭い、「ああー俺ってバカバカ、今夜から禁酒」と決意したところで続くはずもなく、なのになぜか日記だけは書き続け、その日記がのちの時代に伝わって当時を知る貴重な史料となった。駄目人間の自覚がある私には、なんだか勇気の出る話だ。
江戸時代には多くの災害が猛威を振るったと聞いている。この本の中にも犯罪や貧困で命を落とした人々の話が登場し、現代人には想像しがたい苦労も多かったのだろうが、そうした世の中にあっても滑稽で切実な人々の生きざまがあったのだろうと思う。神坂次郎氏による指摘・つっこみもおもしろい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸時代の勤め人はどんな生活だったのかな、と思って読んでみたけど、今の世の勤め人の地続きなのかなぁ、ってなんだかホッとしたりもした。
しかし、逆にこれを書いた人はもう影も形もないとおもうと、少しこわいような気もした。 -
生まれ変わるなら畳奉行に...
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