神の領域: 検事・城戸南 (中公文庫 と 25-14)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122050570

感想・レビュー・書評

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  • 元箱根駅伝ランナーが、検事に。
    変わった設定。
    お得意のスポーツ業界を舞台にした事件。
    検事自らが、積極的に捜査するので、テンポよく進む。
    完璧すぎる事務官の大沢が、いい味を出している。
    さらっと読める。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-5b74.html

  • 横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。それは、箱根駅伝途中棄権という城戸自身の苦い過去とその後の人生に決着を迫る闘いとなった。あの「鳴沢了」も一目置いた横浜地検検事の事件簿。

  • 捜査する検事。
    どこでどう狂ったのか。蔓延するドーピング。
    そして、高みに行った人物の独白。
    うーーん。
    考えさせれる。

  • 鳴沢了シリーズの中でも登場した人物が主人公。
    検事と言う観点からかかれたものを読むと、どうしても
    キムタクの「HERO」とかさなったしまうが
    城戸南は中年のオヤジ。ちょうど私と同じぐらいの年齢なんだろうな。
    自分の苦い過去と決着をつける。
    正義のためには親友も・・・・
    彼の生き様に感動です。

    横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。それは、箱根駅伝途中棄権という城戸自身の苦い過去とその後の人生に決着を迫る闘いとなった。あの「鳴沢了」も一目置いた横浜地検検事の事件簿。

  • 2010年20冊目

  • 正直、余りにも現実離れしているこの手の小説は読み進むには私には無理です。オリンピックで男子が金メダル取った人いましたか?箱根駅伝を走った検事なんていますか?それも9区を。私は大変好きな作家なのでもう少し設定を工夫できなかったか?残念です。

  • ふむ

  • うーん、そもそもそんなに長年にわたって同じもので継続できるのかな?しかも動機がそれでそっち方向に行くかなあ…。と何だかもやもやする。そして中学生の娘さんの言動がかなりファンタジー。

  • 検事さんていうと、ドラマ「HERO」を想像する。
    事務官の直ちゃんがいいキャラで好き。

  • 箱根駅伝途中棄権という過去を持つ検事が殺人事件を追ううち、かつての自分の過去に向き合うことに…。スポーツ界の闇といえば思い浮かべる選択肢は少なくそこに収斂していくのだが読ませる。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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