- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122055032
作品紹介・あらすじ
有名進学高校をドロップアウトし、次に通った高校でも、学校での勉強に疑問を抱いて落第した著者。ふとしたことから「熱気球をつくって空を飛ぶ」という夢に向かって、仲間とともに奮闘し始める-一九六九年、日本で初めて熱気球の有人飛行を成功させるまでの挑戦を綴った青春の記録。
感想・レビュー・書評
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第36回アワヒニビブリオバトル「かぜ」で発表された本です。
2018.04.03詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビブリオバトルin紀伊國屋新宿南店 テーマ「今年の抱負」で紹介した本です。
チャンプ本。
https://twitter.com/kino_Minami/status/429524016626290689 -
梅棹忠夫先生の「回想のモンゴル」を探していた。ふと下を見ると、この本が平積みで置かれていた。新しい本ではない。ザ・ノンフィクション復刊と書かれている。最初のページを見ると樋口敬二先生が「はじめに」を書かれている。もちろん、タイトルから熱気球の話ということはわかる。しかし、著者はいったい何者か。「はじめに」を読みすすめると、日本で初めて熱気球を飛ばした張本人による初飛行までの記録であることがわかる。さらに、梅棹エリオなる人物は忠夫先生のご子息であった。やはりそうか。これは買って読まねば。文章は父親ゆずりでテンポよく読みやすく書かれている。ただ、学校教育への批判が強烈すぎる。私などは、そこまで言わなくても、中には良い先生もいるだろうし、そんな先生に一人でもめぐり会えれば幸せだろうし、そううまく行かなくても、ちょっと達観して、先生の癖でも見つけながら、友だちと楽しくやっていれば、それなりの高校生活も送れると思うのだが。まあしかし、こわいもの知らずの行動力はすばらしいと思った。エリオさんのその後が知りたい。
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【読前メモ】
日本で最初に熱気球を作った人たちの物語。