茶人物語 (中公文庫 よ 45-2)

著者 :
  • 中央公論新社
3.43
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057111

作品紹介・あらすじ

茶の湯は、趣味でありながら、禅の修行でもあった。茶の湯とともに発達した美術工芸、建築、造園は、日本文化のありようを変えるほどの力をもった。中国唐代の陸羽から、足利義政、紹鴎、利休、紹智、遠州、井伊直弼、そして、岡倉天心まで。五三人の代表的茶人の生涯から、茶道と日本史との浅からぬ関係が明らかになる。歴史の裏に茶人あり-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昭和中期、読売新聞に連載された「茶道の人々」を文庫化したもの。中国における喫茶の始まりから、日本での茶の湯の成立、近世以降の茶道まで各時代の茶人を紹介する本。
    お茶で有名な人物から戦国武将などほかの分野で知られている人物、または名前も聞いたことない人物までお茶とともに生きた人々を淡々と紹介している。雑学本としてなかなか。
    それにしてもお茶というたかだか葉っぱを煎じたものが500年以上の時代の流れに付き添い続けているというのは凄まじい。それも嗜好品というだけではなく、日本人の宗教観・美意識・経済に与えてきた影響は計り知れない。もはや魔性を帯びているようにすら感じる。

  • お勉強に・・・

全3件中 1 - 3件を表示

読売新聞社の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×