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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122057111
作品紹介・あらすじ
茶の湯は、趣味でありながら、禅の修行でもあった。茶の湯とともに発達した美術工芸、建築、造園は、日本文化のありようを変えるほどの力をもった。中国唐代の陸羽から、足利義政、紹鴎、利休、紹智、遠州、井伊直弼、そして、岡倉天心まで。五三人の代表的茶人の生涯から、茶道と日本史との浅からぬ関係が明らかになる。歴史の裏に茶人あり-。
感想・レビュー・書評
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昭和中期、読売新聞に連載された「茶道の人々」を文庫化したもの。中国における喫茶の始まりから、日本での茶の湯の成立、近世以降の茶道まで各時代の茶人を紹介する本。
お茶で有名な人物から戦国武将などほかの分野で知られている人物、または名前も聞いたことない人物までお茶とともに生きた人々を淡々と紹介している。雑学本としてなかなか。
それにしてもお茶というたかだか葉っぱを煎じたものが500年以上の時代の流れに付き添い続けているというのは凄まじい。それも嗜好品というだけではなく、日本人の宗教観・美意識・経済に与えてきた影響は計り知れない。もはや魔性を帯びているようにすら感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お勉強に・・・
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