不眠刑事と探偵の朝 キャップ・嶋野康平 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.52
  • (3)
  • (12)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057876

作品紹介・あらすじ

ある事件を機に警視庁捜査一課の刑事を辞め、妻の転勤について神戸へ来た嶋野康平。ハローワークへ行くはずが強引に探偵事務所へ誘われ、そのまま浮気調査の張り込みに。はじめての関西、個性的な調査員たち。はたして彼の初仕事はうまくいくのか?そして彼が刑事を辞めた真の理由とは?乱歩賞作家による神戸人情ミステリー開幕。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3部作シリーズの1作品目
    最近読んでいる刑事の人情本の中では
    一番しっくりと違和感なく読み進められた。

    探偵仲間は
    妙に冷めたいが、
    いざとなったら
    やたらと強い武道系の若い女性やら
    元暴走族のリーダー等々
    良くあるパターンの話だが、

    事件というか、
    探偵物なので依頼というのか?
    きちんと1つずつ解決出来て
    後味スッキリな本である。
    3部作を全部一緒に購入したので
    一気の読んでしまう予定。

  • 乱歩賞の訣別の森は正直イマイチだったけど、これはまずまず。こういう人情ミステリー?がいいのかもしれません。
    シリーズ第1作ということで、登場人物の顔見世的な仕上がりになっていますが、なかなか良かったです。
    軽い感じで読めるし、とりあえず、すべてがふんわりと終わるのがいいですね。
    自作から、本格的な謎が色々と出てくるんでしょうかね。楽しみです。

  • 警視庁内の不正に我慢がならず辞めた刑事が神戸で探偵に。異常体質でほぼ眠らなくて大丈夫の張り込みにぴったし。

  • ある事件を機に警視庁捜査一課の刑事を辞め、妻の転勤について神戸へ来た嶋野康平。ハローワークへ行くはずが強引に探偵事務所へ誘われ、そのまま浮気調査の張り込みに。はじめての関西、個性的な調査員たち。はたして彼の初仕事はうまくいくのか?そして彼が刑事を辞めた真の理由とは?乱歩賞作家による神戸人情ミステリー開幕。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

末浦広海

1964年兵庫県生まれ。88年関西学院大学経済学部卒。2008年に『訣別の森』で第54回江戸川乱歩賞受賞。著書に『捜査官』『白き失踪者』『檻の中の鼓動』『刻命』『暗躍捜査 警務部特命工作班』、「キャップ・嶋野康平シリーズ」「警視庁東京五輪対策室シリーズ」などがある。

「2021年 『君と、君がいる彼方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

末浦広海の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×