ドラゴンキラーあります (中公文庫 う 33-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 49
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058675

作品紹介・あらすじ

元軍人のココは、戦時に受けた心の傷に悩まされつつ、便利屋として暮らしている。そんなある日、亡命中の皇女と護衛のリリィを助ける事に。銃の早撃ちは天才的なココ、竜を素手で殴り殺せるほどの怪力ながら気弱なリリィ。凸凹コンビのハードボイルド登場!第3回C・NOVELS大賞特別賞受賞作に書き下し短篇「暇な一日」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 読み物として肩の凝らない作品です
    この本、シリーズ化されているようですけれど、見た記憶がないですね…
    目に留まったら、仕入れますけど

  • 設定とかキャラとかは魅力的だなと思うのですが、話が堂々巡りしてなかなか先に進まないのでもたつく感じ。

  • タイトルから受ける印象とは違い、ハードボイルドの雰囲気。
    ドラゴンの設定が独特ですね。
    戦闘要素多め、銃器有りです。
    もう少しハイファンタジーな感じを期待していましたが、これはこれで有り。

  • ファンタジーは苦手じゃないのに、なんとなく物語の世界に入り込めないままさらっと読み終えてしまった。

  • 元軍人のココが、ドラゴンの力を手に入れたドラゴンキラーと出会い、事件に巻き込まれる。

    キャラクターはしっかりしているのだけれど、世界観の書き込みが物足りない。
    軽いライトノベルとしては十分に楽しめる。

  • 面白いか、面白くないかで答えるなら面白い
    でも、後半の展開急すぎて駆け足感が…
    続き読みたいだけに、もうちょっとこう…
    まぁでもお気にの作家になったかな?

  • 面白かった

    新書の表紙だったら買わなかったとも思うけど(自分の趣味的に

  • 久々のファンタジーもの。

    軽い感じのタイトルと表紙のイラストから、ありきたりなゲーム的な世界観と思って見くびっていました。しかし、しょっぱなの「音を喰らうドラゴン」という、日本人作家の作品にはあまりみられないファンタスティックな設定で一気に引き込まれました。

    治安の悪い世界のためか、登場人物たちがやたらつっけんどんな物言いでカッコつけてる感もあります。これで主人公が完璧な存在だったら嫌いな部類に入ってしまうのですが、本作では負けるときはちゃんとカッコわるく負けますし、中二病的妄想を文書化したようなつまらない作品とは違うと感じました。

    そんな訳で一気に読み切った本作。ファンタジーというよりも、皆川亮二先生の「PEACE MAKER」+「ドラゴンボール」という印象の、予想外の傑作でした。主人公のココ、お嬢様のアルマ、超サイヤ人的存在であるドラゴンキラー・リリィの活躍をまだまだ読んでみたいです。

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