ヒトラーの呪縛(上) - 日本ナチ・カルチャー研究序説 (中公文庫 さ 70-1)

著者 :
  • 中央公論新社
3.89
  • (3)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122061347

作品紹介・あらすじ

ヒトラーは日本で勝利したのか。日本のナチカルを直視するための圧倒的なデータ収集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/579895

  • 知り合いに借りた。

    ナチスについて、カルチャーの切り口で考えたことがなかったので新鮮だった。こんなに根ざしてたんだとびっくり。
    過去の歴史から考えて、カルチャーとして取り入れちゃうことの冷や冷や感、背徳感はあるけど、でも政治的思考はないけとかっこいいものはかっこよいと思ってしまったり、スターに盲信するように、その当時ものめり込んじゃう、信じ切っちゃってたことは否めなかったり。(その側面だけではないにしろ)

    この角度から見るナチスというのが興味深かった。膨大な映画が紹介されてるから気になったのはまた見てみよう。

  • 古川書店

  • コメントは下巻にまとめて

  • 単行本で既読。

  • 日本におけるナチス・ドイツ文化について、政治・翻訳書・映画・音楽・プラモデルなどの面で研究した書籍(2015/06/25発行)。

    本書、「ヒトラーの呪縛」と云うより「ナチス第三帝国の呪縛」という方が、個人的にはシックリくる内容です。 上巻は、日本国内におけるヒトラーやナチス第三帝国を扱った、或いは触れた政治・翻訳書・映画・音楽・プラモデルなどについて紹介すると共に、それらについて著者が、解説や考察、或いは批判をする内容となっています。
    書かれている事は成る程と思うところも有りますが、さてどうかなと思うところも有りましたので、個人的評価は★★★と云ったところでした。

  • 総統は日本で勝利した?! 日本のカルチャー、サブカルチャーにかくも浸透しているナチスの「文化」。メディア、海外冒険小説、映画、ロック、プラモデルまで。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

佐藤卓己(さとう・たくみ):1960年生まれ。京都大学大学院教育学研究科教授。

「2023年 『ナショナリズムとセクシュアリティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤卓己の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×