本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122061453
作品紹介・あらすじ
一九三九(昭和一四)年夏、満州とモンゴルとの国境で、ソ連軍と日本軍が激突し、合わせて二万近くの戦死者を出したノモンハン事件は、現代日本も抱える「国境問題」を、軍事力で解決しようとして起こった悲劇だった。停戦後の国境確定交渉に参画した外交官が綴る「事件」の深層。
感想・レビュー・書評
-
第1章 満州里会議―ノモンハン事件の序幕(満州里外交部弁事処;実りなき満州里会議)
第2章 ホロン・バイルの民族史(北方の諸民族;日ソ両国の野望;満蒙国境の成り立ち;地図と国境線;国境地帯現地調査)
第3章 ノモンハンの政治地理(ノモンハンとは何か;いずれが不法か;浮かばれぬ犠牲者;満蒙の国境確定)
第4章 歴史からの教訓(国境・領土を考える;事件の本質)
著者:北川四郎(1913-、岐阜市、元満洲国外交官)
解説:田中克彦(1934-、養父市、言語学者)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
満州国とモンゴルの国境をめぐり日ソ両軍が激突、双方2万前後の死傷者を出したノモンハン事件を、戦後の国境線画定交渉に参加した著者が綴る。〈解説〉田中克彦
全3件中 1 - 3件を表示