- Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122065062
感想・レビュー・書評
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ブリジット一作目はまる→ブリジット一作目原作読む、はまる、主人公同じ誕生日→高慢と偏見ドラマ鑑賞はまる→原作よもうか!
それぞれ、
そもそも大学の授業で少し勉強してましたが。
この順番笑笑、見事に逆だね。
当たり前かもだが原作が一番良かった。
ここまで心情を事細かに描かれているとは知らなかった。手にとるようにキャラの気持ちがわかるんですよね。実際エリザベスのキャラって、真面目だけどお茶目でちょっぴり人をわざと煽るところがかわいいんだよね。冒頭ダーシーが嫌でバッサリ断ち切ろうとしても根がいいのでいい感じに理想の完膚なきまでのディスりのつもりが可愛い煽りになっちゃうという。そこがキューーンなんだろうね。周りに大切に扱われることしか経験がないような彼にとって。もしかしてすこしダーシーはマゾなのでは?笑なんちゃって。
リディア事件とうるさいおばはん事件がひと段落した後のキャラたちその後みたいなところも最後は記述があり、最後の最後まで丁寧に描かれている。
話もキャラも、ジェーンオースティンの文もどこも素晴らしい。
この和訳も簡単になりすぎず昔ながらの良さ(わかりづらい文もあるがそれもわざとのこと)を意識しているそうで、それはわかったし、その気持ちは素晴らしいけど
それはわかるんだが、、
やっぱり回りくどくて文が長い。
コリンズの文とか輪にかけてやばい。
コリンズのヤバさがよく表れていたともいえるが。
そこだけほんとに読みづらさはありました。
でも最高〜!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海外の古典だけど、面白かった!結婚だけが女の幸せでもゴールでもないけれど、大きな関心事の一つではあると思う。あんな母親や妹がいたら恥ずかしいけれど、自分が欲しいものがわかっていて、それを手に入れるための行動ができる人が幸せになれるんじゃないかなと思う。人がどう思うかなんて気にしてもしかたない。結局、自分の人生は自分のものなのだから。
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「自負と偏見」の中野好夫の名訳をこれまでずっと最高だと思い込んで来た。確かにユーモアのあるリズミカルな文章とは異なった。 個人的には言い回しで吹き出すような部分が見つけられなくてそこはちょっとナニだったが、そのおかげで作品世界そのものには入りやすかったかもしれない。
確かに豊かな作品だけれども、これがなぜ世界十大小説に選ばれているのか、大学の授業とかで教わってみたい -
150Pほど読んで挫折。
登場人物に感情移入できなかった。好きか嫌いかに二分化されすぎていて、面白くなかった。自意識の無さも個人的に惹かれなかった。 -
日本では描けない作品。日本文学とはまた違った思いの伝え方、翻訳家の方が違いを出した翻訳をしてくれたことで新鮮な感覚で読めた。恋愛小説は読まないが、タイトルに惹かれて読んだ。
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理由はわからないが、自分にとって新鮮な空気感だった。
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エリザベスはダーシーに対して経済的理由だけで結婚しようとしたが果たして幸福になれるのか、女性からみた男性の見方が少し分かった気がする。
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登場人物が魅力的で
当時の時代背景や結婚観を知らなくても
共感でき、感情の変化の描写の細かさに
引き込まれる
物語の面白さもさることながら、
高慢と偏見によって人生を左右される
危険性と人間の本質を考えさせられた
何度も読み返したい -
風と共に去りぬっぽい